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お知らせ

中東情勢の影響による資材供給について(8月時点)

7月14日付のお知らせで、中東情勢の悪化に伴う建築資材への影響についてお伝えしました。

その後、資材の供給状況にも変化が出てきていますので、2026年8月現在の状況をお知らせします。

資材の供給状況は春頃と比べて改善しています

今年春頃には、中東情勢の悪化による原油・ナフサ等の供給不安から、雨樋、断熱材、シーリング材、ルーフィング

など、石油由来の原料を使用する建築資材を中心に、受注停止や出荷制限、納期の長期化などが発生しました。

現在は、中東以外からの原料調達なども進み、春頃と比べると資材の供給状況は改善しています。

すべての建築資材が不足しているという状況ではなく、通常どおり入手できる資材も増えています。

ただし、一部の資材では現在もメーカーや製品によって供給制限が残っていたり、通常より納期が長くなったりする

ケースがあります。

資材価格は元の水準には戻らず、高止まりしています

供給状況は改善してきていますが、価格については以前の水準には戻っていません。

今年春以降、原材料費やエネルギーコスト、物流費などの上昇を背景に、各メーカーによる価格改定が相次ぎ、屋

根・外壁工事で使用するさまざまな資材が値上がりしています。

メーカーや製品によって異なりますが、主な資材では次のような価格上昇が確認されています。

  • 雨樋 20%前後
  • 塩ビ管 25%前後
  • シーリング材 20%前後
  • ルーフィング(屋根の防水シート) 40%前後
  • ボード系断熱材 40%前後
  • その他の断熱材 15~20%前後
  • 金属屋根材 15%前後
  • 金属サイディング 15%前後

塗料やシンナーなどについても価格上昇がみられます。

これらは、すべてのメーカー・製品が一律に同じ割合で値上がりしているという意味ではありませんが、屋根や外壁

工事で使用する資材の多くが、今年春以前より高い価格水準になっています。

金属屋根・外壁材にも影響が出ています

中東情勢による建築資材への影響というと、石油製品だけの問題と思われるかもしれません。

しかし、金属屋根や金属外壁についても、原材料費だけでなく、製造に必要なエネルギーコストや物流費などの上昇が重なり、メーカーによる価格改定が行われています。

金属サイディングでは15%前後の価格改定が実施されている製品があり、金属屋根関連についても8月以

降、さらに価格改定の動きが出ています。

そのため現在は、「材料そのものが手に入らない」という問題だけではなく、「材料は入手できても以前より価格が高い」という状況が、建築工事に影響しています。

今後について

現在の状況をまとめると、資材の供給状況は春頃より改善している一方で、資材価格は高止まりしているという状態です。

また、中東情勢そのものが解決したわけではなく、今後の原油・ナフサ価格、エネルギー価格、為替、物流状況など

によっては、さらに資材価格が上昇したり、一部の製品で再び納期の長期化や供給制限が発生したりする可能性があ

ります。

一方で、現時点で「すべての建築資材が不足している」「今後すぐに工事ができなくなる」という状況ではありませ

ん。

一部資材では納期が不安定で、価格も高止まりするなど、何分やりにくい状況ではありますが、今回のお知らせが、工事をご検討されている方々にとって、今後の判断材料のひとつになれば幸いです。