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投稿日:2026.08.21 最終更新日:2026.08.21
お役立ち情報
足場工事について知っていただきたいこと
屋根・外壁・雨樋工事のお見積りをさせていただく際、
足場を設置せず工事ができれば、工事費を大幅に抑えられる場合もあるため、
「足場なしで何とかなりませんか?」
「はしごでできませんか?」
というご相談をいただくことがあります。
工事内容によっては、脚立やはしごを使用し、足場を設置せず施工できる場合もあります。
その場合はもちろん、足場を設置せず施工させていただいております。
しかし、建物の高さや形状、屋根勾配などによっては、安全に調査や施工を行うことが難しく、
足場が必要になるケースも少なくありません。
足場があることで両手を使い、安定した姿勢で作業を行うことができます。
安全性や施工品質を考慮し、本当に必要だと判断した場合にご提案しています。
足場は、高所で作業をするためだけのものではありません。
作業員の安全を確保することはもちろん、安定した姿勢で作業を行うことで施工品質の向上にもつながります。
また、工事中はどうしても埃や細かなゴミが発生します。さらに、工具や材料などが落下する危険性もゼロではありません。
そのため、飛散防止シートを設置し、近隣の皆様へのご迷惑を少しでも減らせるよう配慮しているという面もあります。
さらに、建物の状況によっては、道路使用許可や道路占用許可などの各種申請が必要になったり、
お隣の敷地を一時的に使用させていただくため、事前にご承諾をお願いする場合もあります。
足場工事は、単に足場を組み立てるだけではなく、安全確保や近隣への配慮など、さまざまな役割を担っています。
実際にお問い合わせいただく内容で多いのが、
「雨樋の一部だけ修理してほしい。」
「雨樋の掃除だけお願いしたい。」
というご相談です。
しかし、現場を確認すると、脚立やはしごでは安全に作業できず、足場が必要になるケースが多くあります。
例えば、雨樋の修理費用自体は2万円程度でも、足場が必要になることで10万円~20万円程度の足場代がかかる場合があります。
そのことをご説明すると、
「それなら今回はやめておきます。」
とおっしゃるお客様も少なくありません。
私自身も、「修理自体はそれほど高額ではないのに……。」と心苦しく感じることがあります。
また、築年数が経過した建物では、雨樋の部材がすでに廃番となり、
一部分だけ修理したくても同じ部材が手に入らないケースも少なくありません。
雨樋も車や家電製品と同じように、年月とともに新しい製品へと切り替わっていきます。
そのため、外壁塗装などで足場を設置する機会がある場合には、屋根や雨樋の状態もあわせて確認し、
必要に応じてメンテナンスやリニューアルを検討することで、結果的に効率的な場合もあります。
もちろん、ご予算など、それぞれのご事情があることも十分承知しております。
普段生活していると、屋根や雨樋は「あって当たり前」の存在で、気にする機会はほとんどないと思います。
しかし、建物も車や家電製品と同じように、年月の経過とともにメンテナンスが必要になり、部材によっては廃番になることもあります。
また、こうした現場を数多く見ていると、建物を選ぶ際には、見た目やデザインだけでなく、将来の点検やメンテナンスのしやすさも、一つの判断材料になるのではないかと考えさせられることがあります。
今回は足場の必要性を中心にお話ししましたが、建物について少しでも知っていただき、今後のメンテナンスや修理を考える際の参考になれば幸いです。